2025年12月7日 朝礼拝 大賀幸一牧師「人々は立ち帰るかもしれない」

 エレミヤ36:1~10 マルコ7:1~13

  今日のエレミヤ書36章、ヨシヤの子ヨヤキム王の第4年の出来事が記されています。ヨヤキム王の第4年は、紀元前605年となります。この年、シリアのカルケミシュで、バビロニアのネブカドネザルとエジプトのネコ2世との間で戦いが行われ、バビロニアが勝利を得、中東に大きな支配圏を確立しています。古くから権勢を誇って来たエジプト王国ですが、その力に陰りが見えていました。新興国家バビロニアは、アッシリア帝国を滅ぼし、破竹の勢いでエジプトに襲い掛かり、勝利を得たのです。時代が大きく変わる時、それが605年でした。今日のマルコ福音書7章で、イエス様は、イザヤ書29章13節を引用してお話になっています。そこには、「この民は、口では私に近づき、唇で私を敬うが、心は私から遠く離れている。彼らが私を畏れ敬うとしてもそれは人間の戒めを覚え込んだからだ。」と記されています。イエス様は、あなたたちは、神様の御言葉を聴きながら、結果的には人間の教え、人間の理屈の方を大事にして、神様の御言葉に従うことがない、とおっしゃっています。神様は預言者エレミヤにこれまで神様が与えた預言、神様の御言葉を文字として記録するようにと命じます。そして、その神様の御言葉を改めて人々に語り聞かせなさいと命じています。エレミヤが預言者となったのがヨシア王の治世13年、627年、20年以上の神様が与えた預言、神様の御言葉が書き記されました。紀元前604年9月エルサレム神殿に集まり、神様を礼拝する人々に、この御言葉は読まれたとされています。激しい時代の変化の中、神様は御言葉を語られます。エレミヤ書で、神様は、私がくだそうと考えているすべての災いを聞いてそれぞれ悪の道から立ち帰るかもしれない、と語られています。神様は、いつも人々に御言葉を語ります。御言葉を語って、人々が神様のもとに立ち帰るかもしれない、と語り続けています。クリスマスを迎えるこの時、やはり、私たちも神様の御言葉を聴いて、神様に立ち帰りましょう。そしてクリスマスを迎え、祝いましょう。