創世記15:1~18a、マルコ12:18~27
今日は、社会福祉法人同胞会と合同礼拝です。教会を母体に生まれた同胞会も創立50周年を迎えて、来年4月に記念式典を開催いたします。同胞会と職員の皆様に、そして利用者の皆さんに神様の祝福をお祈りいたします。アブラムという人を紹介させてください。アブラムは、紀元前2000年頃の遥か昔、バビロニアのウルという町に住んでいました。ある時アブラムさんは、サライ、ロトそして仲間と共に新しい土地を目指して旅を始めました。辿り着いたのが、カナン、現在のパレスチナです。さて神様を信じてここまで来たけども、まだ実現していないことがありました。アブラムさんには、こどもがなかったのです。アブラムさんは神様に訴えました。神様はたくさんの子孫が生まれると言われたけど、こどもは一人もいません。神様は、アブラムさんを外に連れ出しました。外はもう夜。星空を見せて、あなたの子孫はこの星空の様になります、と。アブラムさんは不思議と星空を見て、神様に言うことが信じられたのです。同胞会の50年、最初は、誰も同胞会を信じてはくれなかったでしょう。でも今は同胞会をたくさんの人々が信頼してくれています。これは本当に宝です。同胞会に関わってくださった皆さんがこの信頼を作り上げて来たのです。私たちはこのままこの信頼を保って、これからも育てて行きたいと願っています。アブラムさんは、神様に訴えて、どうしたらこどもが与えられますかと願いました。神様は言いました。ではアブラムさん、私が命じる動物を献げ物として捧げなさい、と求めました。献げものの動物たちの肉をナイフで裂いて捧げました。ところが、鳩はナイフで裂かなかったのです。なぜか。鳩は小さいから、いいだろうとアブラムさんは考えました。こんな小さなところから、信頼は崩れて行きます。私たちが築き上げて来た信頼。壊れるのは実に簡単です。もちろん神様は、アブラムさんの間違いを許し、受け入れてくれます。私たちは、皆さんと築き上げて来た信頼をこれからも大切にして行きたいのです。宝として、育てて行きたいと願い、祈っております。
