創世記4:1~10 マルコ7:14~23
今日のマルコ福音書に、イエス様が教えておられます。“外から人の体に入るもので、人を汚すことのできるものは何もない”とおしゃっています。私たちはこのイエス様の教えに従っています。人間の外側にあるもので、人間を汚す者など何もないのです。イエス様は続いてこう教えておられます。“人の中から出て来るものが、人を汚すのである”と。人から出て来るものが人間を汚すのです。人間の心の中から悪いものが出て来るのです。今日は、創世記4章、カインとアベルの物語を読んでいただきました。カインもアベルもそれぞれ収穫の時に、神様への感謝の献げものをしました。ところが、神様が今回選んだのはアベルの献げものだけでした。当然カインは、なぜ自分の捧げたものは神様に選ばれなかったのかと悩み苦しみます。そしてこの思いはいつしか、弟アベルへの妬みとなり、憎しみとなり、殺意となってしまいました。カインに神様が語りかけられています。“なぜ怒るのか。なぜ顔を伏せるのか。あなたが正しいのなら顔を上げなさい。”神様は一生懸命カインに語りかけてくださっているのです。そして、私たちにも語りかけてくださっているのです。あなたが間違っている、あなたに罪がある、と神様はおっしゃっていません。しかしあなたが正しくないなら、罪が近づいている。あなたは、それを支配しなければならない、と。私たちの心の中から出て来るものが人間を汚し、自分自身をも汚します。神様は、そんな人間たちに語りかけ続けています。どんなに神様が語りかけてくださっても、その心が頑なになり、何一つ心の中に届かないなら、その祝福は実らないのです。私たちは神様の前に心を開いて、御声を聴いて生きる者となりましょう。私たちの心が頑なであってはなりません。御声を聴いて生きる者となりましょう。
