2025年8月24日朝礼拝 大賀幸一牧師「蛇の様に賢く 鳩の様に無垢」

  マタイ10:16-25   エレミヤ20:7-13

  イエス様は、弟子たちを派遣することに対して語っておられます。あなたがたを遣わすのは、狼の中に羊を送り出すようなものだ、と大変心配されているのです。もちろんイエス様が心配しているのは、私たちも含めてです。イエス様は、人々を警戒しないさい、とおしゃっています。聖書によく登場する“罪”という言葉。罪という言葉の本来の意味は、的外れな事柄、という意味があります。的外れなのです。どこかずれているのです。正しい所に当たらずに、離れてしまっている、それがいわゆる罪というものです。イエス様は、私たちがこの人間世界で生きるに当たって、蛇の様に賢くなれ、鳩の様に無垢であれ、と教えています。新共同訳は、蛇の様に賢く、鳩の様に素直になりなさい、とあります。蛇の様に賢くというのは分かりますが、鳩の様に無垢であれ、素直であれというのはなかなか難しいことです。無垢であるとは、汚れのない純粋さ、まじりけのない純粋さを表わす言葉です。知識だけでなく知恵、賢さが深く求められています。そして無垢である、素直であることが求められています。何かすぐ壁を作ってしまい、偏見で人や物を見てしまうのではなく、素直に純粋に物事を見つめる、と教えておられます。あなたがたは、人々の前で、自分たちが信じていること、自分たちが頼りとしていることを証言させられる、とイエス様は言っています。そんな時あなたがたは何を言うべきかは心配しないでも良い、必ずその時にあなたがたに示されることがある、と。私たちの中にあるもの、それは、父なる神様の霊である。私たちの中には既にこの神様の霊がしっかりと入っているのだとイエス様は教えています。神様が、私たち神様を信じ、イエス様を信じる者に分け与えてくださった神の霊、聖霊がある。不安がある時、迷いがある時、どうして良いか分からない時、あなたがたの中に与えられている神の霊に語ってもらいなさい。きっと神様は、あなたがたの神の霊を通じて、あなたがたに語りかけ、あなたがたを慰め、あなたがたを力づけてくださるのです。